派遣薬剤師が気になる今日このごろ
先日の医薬品制度部会で医薬分業の是非が問われ、どんよりした冷たい空気が漂う今日このごろ、みなさま如何お過ごしでしょうか。
私は相変わらず毎晩ひたすらブログを書く日々を送っております。
今のところ(数年くらいは)当薬局の経営は問題なさそうなのですが、最近は「もし転職するなら次は派遣薬剤師がいいかな」と感じ始めました。
今後は派遣の求人も働き手も増える気がしています。
門前薬局はつぶしが利かない
ドラッグストアで勤務していた頃は新店を担当することが多かったため、短いスパンでの異動を繰り返していました。
加えて、面分業のため「どんな処方箋が来ても対応できる」自信がありました。
しかし単科の門前薬局に勤務して4年、薬や制度に関する知識がどんどん失われています。
私の記憶力が落ちているのか、ブログを書きすぎているのか、使わない情報はすぐに忘れてしまうのか、
原因はいろいろあるかと思いますが、他の薬局で働くとなるとちょっと不安な状況です。
副業が好調
睡眠時間を削って毎日ブログを書き続けた結果、副業の収入が一般的な病院薬剤師の初任給くらいになってきました。
「本業をパートや派遣にして、サイト運営の時間を増やしたい」と、ふと思うことがあります。
妻子ある身なのでハードルは高いですが、いつかフリーランスの薬剤師になる日が来るかもしれません。
派遣薬剤師は今後増える?
先日の制度部会で医薬分業のあり方について議論され、薬局を「基本・かかりつけ・高度薬学」の3種に分類する案が提案されていました。
医薬分業の問題点は任意分業であり、議論すべきは完全分業への移行だと思うのですが、今後も議論される気配はありません。
業界の閉塞感は続く予感です。
一方、日本調剤は病院向けに「産休・育休代替薬剤師派遣サービス」を始めています。
現在、経営サイドが派遣を使いたくない一番の理由は「費用が高額」なことです。
派遣会社に支払う費用が安くなる仕組みが出来れば、今後急速に普及するかもしれません。
派遣薬剤師になるには
派遣薬剤師になるにはどうしたらいいのか調べてみたのですが、大手で派遣を扱っているのは「ファルマスタッフ」と「薬キャリ」でした。
うちの近所にも求人がたくさんあり、時給4000円の求人も・・・
いろいろな出会いがありそうで、会社が潰れたら派遣薬剤師もアリかと思う今日このごろです。